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651系1000番台誕生に思うこと

 先日、高崎車両センターに651系1000番台が回送されました。

651系1000番台はあかぎ・草津・水上に使用されると思われます。今回は、JR東日本の特急列車について考えてみようと思います。

651系1000番台導入の目的

 まず、651系1000番台導入の目的について考えてみます。まず一番の目的は老朽化した185系の置き換えという目的でしょう。やはり1981年から約32年間使用している車両なので、老朽化が否めなかったのでしょう。(広島地区の115系に比べたらまだまだな感じはしますが、あれは車両の中身が新車と同じ位になるようにリニューアルしてありますので...)

 さらに、間接的に183・189系の置き換えもしたかったのでしょう。現在、183・189系で運転されている定期列車は改造されたジョイフルトレインを除くと信越本線の妙高号と篠ノ井線の朝のおはようライナーのみです。なので183・189系のほとんどが臨時列車に用いられています。183系の登場は1872年であり、185系よりも更に古いです。そろそろ置き換えを...というJR東日本の思惑もあったのだと思います。

これからのJR東日本の特急列車

 JR東日本の特急列車、特に直流車が使われている特急は車両にフォーカスを当てると3つのグループに分けられます。

高崎線方面・東海道線方面

②房総方面

③山梨・信州方面

①では主に185系、②では主に255系・E257系1000番台、③では主にE257系0番台・E351系が使われています。こう見てみるとグループ①のみ車両が古いことがわかります。このグループの特急はどれもあまり乗客が多くなく、新車を入れるのがもったいないということでしょう。またグループ①の路線は並行して新幹線が走っているので、(特に高崎線では)新幹線に乗客を流したいというJRの策略があると思われます。それに対し、グループ②・③は並行する新幹線がないので、JRもそれなりに力を入れているのでしょう。

 これから先、新車が投入されるのはグループ②・③が中心となるでしょう。(実際、山梨・信州方面のE351系の新車置き換えが検討されているそうなので)

651系1000番台は高崎線特急を助けられるのか

 現在、高崎線特急は廃止が噂されています。ただし、昨今のちょい贅沢ブームで、もしかしたら乗客が増えるかもしれません。(高崎線特急はB特急料金で使用できるので、そこそこリーズナブルですし。)さらに、まもなく開始される特急あかぎのチケットレス指定席では、指定席特急券の通常料金から300円引きされるので、指定席もリーズナブルに使えるようになります。

さらに651系1000番台の投入により、サービス向上と話題作りを行うことができます。

 これらの試みが実を結び、乗客が増えると高崎線がより活性化されるでしょう。

(執筆:G_siemens)