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あけぼの号の廃止について思うこと(Part1・概要編)

 共同通信の記事によると、上野〜青森間を走る寝台特急「あけぼの」が来春のダイヤ改正で廃止されるとのことです。また、上野〜札幌間を走る寝台特急「北斗星」も北海道新幹線の開業に合わせて廃止されるとのことです。またひとつ、夜行列車がなくなってしまいます。非常に残念です。

あけぼの廃止の主な原因

 あけぼの廃止の原因として、記事に挙げられていたのは車両の老朽化です。あけぼのに使用している24系客車は30年以上使用され、老朽化が激しかったそうです。

 また、乗客の減少も大きな原因の一つだと記事は挙げています。今や新幹線で3時間半程度で青森まで行けてしまいます。さらに車両も新しいです。寝台特急に乗って青森まで行こうと考える人も昔と比べてかなり少なくなったというのも原因です。

あけぼの廃止で影響を受ける旅客

 一番影響をうけるのは朝一番に東京に居たい旅客でしょう。やはり朝一番に東京に居られるという面から見ると、あけぼのは非常に重宝されていたのだと思われます。また、今回の改正では影響を受けませんが、北海道新幹線開業の際のダイヤ改正で、北海道方面の朝一番に東京入りしたい旅客も影響をうけるでしょう。

 夜行列車の強みはなんといっても定時運行がされやすい所です。夜行バスはどうしても渋滞という問題があるの定時運行がされにくいです。しかし夜行列車は天候が悪くなければそこそこの確率で定時運行がされます。ダイヤ通りに目的地につきやすい寝台列車が無くなってしまうのは地元にとっては痛手でしょう。

変わりつつある東京〜庄内地方

 東京〜庄内地方の交通手段があけぼのの廃止により一つ減ります。東京への直通列車がなくなってしまうので、庄内地方〜東京間は基本的に上越新幹線を必ず挟まなくてはいけない事になります。(普通列車を乗り継いで行く場合を除く)

 ここで注目すべき点は、「交通手段の主軸が新幹線に移行しようとしている」ということです。

(Part2へ続く)

(執筆:G_siemens)