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定期券は何日で元が取れるか計算してみた(Part3 競合区間対決編)

G_siemens 鉄道

 定期券が何日で元が取れるか計算するシリーズ。今回は最終回、競合区間の対決です。

Part2の検証区間と競合している区間の計算・比較

 まずは東京メトロ有楽町線和光市〜池袋間。競合する路線は東武東上線の同駅間。距離は12.5km、往復運賃は480円。

通勤定期の場合

1ヶ月:9590円 3ヶ月:27340円 6ヶ月:51750円

何日で元が取れるか

1ヶ月:20日 3ヶ月:57日 6ヶ月:108日

東京メトロの場合

1ヶ月:17日 3ヶ月:49日 6ヶ月:92日

結果:圧倒的に東京メトロの方がコスパが良い。(定期の値段もメトロが安い)

 

 次は都営新宿線本八幡〜市ヶ谷間。競合する路線はJR中央・総武線の同駅間。距離は20.1km、往復運賃は760円。

通勤定期の場合

1ヶ月:11340円 3ヶ月:32320円 6ヶ月:54440円

何日で元が取れるか

1ヶ月:15日 3ヶ月:43日 6ヶ月:72日

都営の場合

1ヶ月:19日 3ヶ月:53日 6ヶ月:101日

結果:圧倒的にJRの方がコスパが良い。 (定期の値段もJRのほうが安い)

 

 京王の新宿〜京王八王子間は、JR中央線の新宿〜八王子間と競合しています。距離は37.1km、往復運賃は920円。

通勤定期の場合

1ヶ月:13860円 3ヶ月:39500円 6ヶ月:66530円

何日で元が取れるか

1ヶ月:15日 3ヶ月:43日 6ヶ月:72日

京王の場合

1ヶ月:19日 3ヶ月:54日 6ヶ月:102日

結果:圧倒的にJRの方がコスパが良い。(定期の値段は京王のほうが若干安い)

 

 次は東急東横線渋谷〜横浜間。競合区間はJR湘南新宿ラインの同駅間。

距離は29.2km、往復運賃は760円。

通勤定期の場合

1ヶ月:11340円 3ヶ月:32320円 6ヶ月:54440円

何日で元が取れるか

1ヶ月:15日 3ヶ月:43日 6ヶ月:72日

東急の場合

1ヶ月:19日 3ヶ月:53日 6ヶ月:101日

結果:圧倒的にJRの方がコスパが良い。(定期の値段は東急のほうが圧倒的に安い。)

 

 次は小田急の新宿〜登戸間、といきたいところですが、小田急のこの区間の競合区間は京王→JRで計算する必要がないような区間でしたので省略します。

 

 気を取り直して次は東武。競合区間はJR武蔵野線・常磐線ですが、これもあまり求めても意味が無い区間なので省略します。(下調べ不足が顕著に現れています...)

 

 3度目の正直、京急の品川〜横浜間。競合区間はJR東海道線の同区間。

距離は22.0km、往復運賃は560円。

通勤定期の場合

1ヶ月:8190円 3ヶ月:23340円 6ヶ月:39310円

何日で元が取れるか

1ヶ月:15日 3ヶ月:42日 6ヶ月:71日

京急の場合

1ヶ月:20日 3ヶ月:56日 6ヶ月:105日

結果:圧倒的にJRの方がコスパが良い。(定期の値段もJRのほうが安い)

まとめ

 今回の調査で、次のことがわかりました。

・JRの定期券は平均的に以下の日数で元が取れるようになっている。

1ヶ月定期で15日、3ヶ月定期で43日、6ヶ月定期で72日

・私鉄の定期券はJRの定期券に比べてコスパが悪い。

・ただし、定期の値段は必ずしもJRのほうが安いとは限らない。

 今回は定期の値段とコスパにフォーカスを当てた検証なので、この結果だけを見て、皮相な評価をするのはいかがなものかと思います。もちろん快適に通勤できる、本数が多い、天候の変化に強いなど、あらゆる要素から判断するべきだと思います。ただ、定期の値段とコスパも重要なポイントだと思うので、是非皆さんもこういった計算をしてみてはいかがでしょうか。きっと何かに気づくと思います。

(完)

(執筆:G_siemens